インフォメーション
いつも記事をご覧いただき、ありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 なお、取り上げてほしいアトラクションがあればコメント欄でお知らせくださいね!
東京ディズニーランド
ファンタジーランド
東京ディズニーシー
アメリカンウォーターフロント
ロストリバーデルタ
リハブ情報
1955年7月17日、カリフォルニア州アナハイムに、世界初のディズニーランドがグランドオープン。その際、ウォルトは下記のようにゲストへ語っています。
ディズニーランドは永遠に完成しない。
この世界に想像力が残っている限り、成長し続ける。

このブログも、永遠に完成しないブログ。 すでにアップした記事も成長し続けていきます。
2024.6;
レイジング・スピリッツのQラインに…?
熱帯雨林に潜む生き物と、熱帯雨林に隠された企み。 最初期に書いた記事ということもあって、体裁・画像等も細々と修正しています。
2024.6;
ウォルトを祝うパーティ・エクスプレス!
蒸気機関車が主役! ウォルトを祝う年にそんなイベントがありました。
2024.4;
世界のビッグサンダー・マウンテン
ディズニーパークごとで、実はけっこう違う。
そんなビッグサンダー・マウンテンのおはなし。
ビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カーについてはしばらくお待ちください
スプラッシュ・マウンテン
今となっては、東京のものが世界唯一のアトラクションとなってしまったスプラッシュ・マウンテン。

『笑って、とびちって、ジョウデキに楽しい!』
東京ディズニーランドの新テーマエリア、クリッターカントリーと共にオープンしたこのアトラクション。
湾岸戦争が勃発し、ソビエト連邦が崩壊した激動の1991年、ディズニー作品では『美女と野獣』が公開された年の10月1日にオープンしました。
スプラッシュ・マウンテン
もともとは、チカピンヒルと呼ばれていたこの丘。 ところが、ふもとで酒場を営んでいた慌てん坊のアライグマラケッティが密かに作っていたブルーベリー酒の蒸留機が爆発。
ビーバーの兄弟、クラレンスとブリュースター(ビーバーブラザーズ)が作ったばかりのダムが決壊。
暮らしていたクリッターたちの巣穴やトンネルが水浸しになってしまったのです。
それからというもの、クリッターたちはこの山を水浸しの山、『スプラッシュ・マウンテン』と呼ぶようになったのでした。
リーマスおじさんのお話の中へ
アトラクションの待ち列(Qライン)にいると、聞こえてくる声。
ゲストたちは、うさぎどんたちの登場するおとぎばなしの世界へ入っていくこととなります。
おじいちゃん、おじいちゃん、うさぎどんのお話して!
ねぇお願い!スプラッシュ・マウンテンでうさぎどんがした冒険のお話だよ!なに?うさぎどんの話か、
そうさなぁ、やつの冒険は昨日や一昨日のことじゃあない
ずーっとずーっと昔の話じゃ。
笑いの国を探す旅
小動物の暮らす郷・クリッターカントリー。
いばらの茂み(ブライアーパッチ)に暮らすウサギどんは、ある日こう考えました。
家を出れば、彼自身が抱えているトラブルを置き去りにしてできるのではないかと。

しかし、クリッターカントリーに暮らすクリッターたちからは、家を出てもトラブルからは逃げられないと忠告します。
ドアに打ち付けられた木板には、"Gone for Good"と書かれています。ウサギどんの決意は固く、もう二度と戻ってくる気はないようです。
キツネどんの罠
ウサギどんが冒険を求めて旅に出るという噂をききつけたキツネどんとクマどん。
彼らの大好物はウサギ。これまでもずっとウサギどんを狙い続けてはそのたびに失敗していたみたい。
キツネどんは、ウサギどんを捕まえようと罠を仕掛けて待ち構えます。
ところがウサギどんはそれ以上に賢く、仲間のクマどんがまんまとだまされ、逆に罠にはめられてしまう始末。

おいどんくま!
ウサ公に仕掛けた罠で何やってんだよ!
このことはキツネどんは激怒させます。
笑いの国はどこにある?
ウサギどんは、さらにキツネどんとクマどんをだまそうと決意。
そして、ウサギどんだけが知っているという、秘密の『笑いの国』"The Laughing Place"について2人に話します。
笑いの国への入り口は古いオークの木のなかにあるのだとか。

しかし、キツネどんに押し上げられたクマどんが覗き込んでも、見つかったのはミツバチだけでした。
地下の洞窟へ
2匹の重さに耐えかねた腐った古木は、大きな音を立てて崩れ落ち、何百万もの怒り狂ったミツバチのいる暗く水の溜まった洞窟へ落ちてしまったキツネどんとクマどん。

その様子を見て大笑いするウサギどん。それにつられて、他のクリッターたちも歌い始め、地下の洞窟はウサギどんにとってまさに笑いの国に。
しかし、ウサギどんは笑い転げるあまり、キツネどんから背後を狙われていたことに気づきませんでした。
ねばねばのミツバチの巣で捕まってしまうウサギどん。

絶体絶命のウサギどん
スプラッシュ・マウンテンの頂上、穴のような木の奥に隠されたキツネどんのねぐらに運ばれ、巨大な滝の上に突き出されて今にも食べられそうなウサギどん。
キツネどんは、ウサギどんの皮を剥いで丸焼きにして食べてしまおうかと脅します。

しかし、すぐさま考えをめぐらせ、『どんな仕返しをされても構わないから、いばらの茂みにだけは投げ込まないでくれ』と頼み込みます。
頭の回転が遅いクマどんは、そのアイデアを気に入り、ウサギどんをいばらのしげみに投げ込めば、最高の仕返しになると考えました。
クマどんを止めようとするキツネどんとで取っ組み合いになるうち、3人とも滝を超えていばらの茂みに落ちていくのです。
HOME SWEET HOME
投げ込まれた先、いばらの茂みはもちろんウサギどんのすみか。
クリッターたちは、再び罠から逃げることのできたウサギどんをお祝いしています。
その一方で、キツネどんとクマどんは、いばらの鋭いトゲからなかなか抜け出すことができません。
うまく逃げ出すことのできたウサギどんは、今回の家出を反省し、これからはずっといばらの茂みにとどまることを約束したのです。(また冒険の虫が出てくるまでの間ですが…)

空飛ぶダンボ

『空高くダンボと一緒に舞い上がれ!』
WHIRLING AND TWIRLING WAY UP IN THE BLUE ELEPHANT FLY… AND SO CAN YOU!
空飛ぶダンボは、東京ディズニーランドのグランドオープン時からファンタジーランドにあるアトラクション。
もしゾウが空を飛べたら
世界で唯一空を飛べるゾウ、ダンボ。
サーカスで大人気の彼が、今日はあなたを乗せて大空へ高く高く舞い上がります。
中央で指揮しているのは、友達のティモシーマウス。ゆかいで陽気な空の旅を、思いっきり楽しみましょう!
フォトスポットとして、映画のコスチュームに身をまとったダンボとティモシー・マウスが設置されています。
ダンボの鼻先には、勇気の証『魔法の羽』が。
ティモシー・マウスの励ましもあり、空を飛べるようになったきっかけです。
世界唯一の…?
ダンボは『世界唯一の』空飛ぶゾウ。ではなぜ、ファンタジーランドを10匹も舞っているのでしょうか。
ヒピティ・ホピティ
アトラクションのモチーフとなっているのは、ダンボの作中に登場する『ピンクのゾウ』だからです。

作中で、母ジャンボと離ればなれになってしまい、落ち込むダンボ。心を落ち着けるために飲んだバケツの水には、ピエロたちがこぼしたシャンパンが混ざっていたのです。
同じくバケツの水を飲んでしまったティモシー・マウスと酔って見た幻覚がピンクのゾウのパレードでした。
初期のディズニー作品ながら、かなり際どいシーンで、アニメーターが大麻でハイになって描いたのでは?という都市伝説があるほど。
#
ウォルト・ディズニーは、ピンクのゾウを題材にしたアトラクションが、『子供たちにアルコールを勧めているのでは?』と考えるように。
そこで、すでにピンク色になっていた空飛ぶゾウたちをダンボにするため、グレーに塗り替えるよう指示したのです。
ディズニーランドのアトラクションポスターでは、ピンクのゾウだった頃の名残りなのでしょう。
描かれているダンボはピンク色になっていますね。

ミッキーマウス・レビュー
サブプライムローン問題に端を発し、アメリカの金融危機から全世界へ不況が駆け巡り、暗い影を落としていた2009年。
この年5月には、『カールじいさんの空飛ぶ家』が、11月には初の黒人プリンセス、ティアナが『プリンセスと魔法のキス』でデビューを飾りました。
そして、25周年を迎えた東京ディズニーリゾートから、惜しまれつつも、とあるアトラクションが5月25日にクローズしました。

『みんなの大好きなディズニーキャラクターによる魔法に満ちたミュージカル』
- マジカル・コンサート
- サウンドトラックとミッキー
- 魔法に満ちたコンサート
- クラシックなセットリスト
- 🎼序曲
- 🎼ハイ・ホー from『白雪姫』(1937)より
- 🎼口笛ふいて働こう from『白雪姫』(1937)より
- 🎼星に願いを from『ピノキオ』(1940)
- 🎼ハイ・ディドゥル・ディー・ディー from『ピノキオ』(1940)
- 🎼オオカミなんてこわくない from『三匹の子ぶた』(1933)より
- 🎼アイム・ウィッシング from『白雪姫』(1937)
- 🎼シリーソング from『白雪姫』(1937)
- 🎼かがやく昼下がり from『ふしぎの国のアリス』(1951)
- 🎼俺たちは三銃士 from『三人の騎士』(1945)
- 🎼ビビディ・バビディ・ブー from『シンデレラ』(1950)
- 🎼これが恋かしら from『シンデレラ』(1950)
- 🎼ジッパ・ディー・ドゥー・ダー from『南部の唄』(1946)
- 🎼ミッキーマウス・マーチ
- ディズニー本社との友情
- ディズニー・マジック
- THE SHOW MUST GO ON
マジカル・コンサート
東京ディズニーランドのグランドオープン時から、ファンタジーランドにあったコンサート形式のショーアトラクション。

マエストロ(指揮者)に扮したミッキーが、オーディオアニマトロニクスのディズニーキャラクターたちを指揮して、ディズニーソングを演奏するものでした。
ホールディングエリア
ウェイティングルームには、これまでミッキーが演じてきたさまざまな役の肖像画が飾られていました。
"STEAMBOAT WILLIE"(1928)
『蒸気船ウィリー』
"TWO GUN MICKEY"(1934)
『ミッキーの二丁拳銃』
"THE BAND CONCERT"(1935)
『ミッキーの大演奏会』
"MICKEY'S POLO TEAM"(1936)
『ミッキーのポロチーム』
"THE BRAVE TAILOR"(1938)
『ミッキーの巨人退治』
"THE POINTER"(1939)
『ミッキーの猟は楽し』
"SORCERERS APPRENTICE"(1940)
『ファンタジア』
"THE NIFTY NINETIES"(1941)
『ミッキーの青春手帳』

これらの壁紙は、ショーエリアでも飾られており、取り上げられた作品はプレショーでもいくつか紹介されています。
サウンドトラックとミッキー
ミッキーマウス・レビューは、マジックランプシアターのように、ショーの前にプレショーがありました。
プレショーでは、ファンタジアに登場したサウンドトラックによって、音楽とミッキーの功績が8分ほどの映像で紹介されています。
サウンドトラック:
ハーイ、みなさん!
ボクは今、みなさんがご覧になっているサウンドトラック。
でもボク、やせっぽっちでかっこわるいって、
いつも陰でしか働かせてもらえないんです。
トーキーとミッキー
映画の歴史は、1888年に映画の父とも呼ばれるフランス人発明家ルイ・ル・プランスによる2秒の作品から始まりました。

1888年発表。最古の現存する映画フィルム
しかし、まだBGMもセリフもない無声映画。
映画の内容を口頭で説明したり、上映と同時にオーケストラで生演奏をしたり、様々な工夫が生み出されました。
1920年代になると、セリフやBGMを録音したレコードを映像と同時に流したりと、映像と音声を同期させたトーキー映画が上映されはじめます。
蒸気船ウィリー
ウォルト・ディズニーは、このトーキー映画に目をつけ、フィルムに映像も音声も記録できるサウンドトラック方式を採用。
サウンドトラック:
ボクの古い友だちを紹介します。 我らがエンターテイナー、ミッキー・マウス!
ミッキーとボクは同じ頃、ショービジネスの世界に入ったんです。

公開95年後の2024年1月1日、著作権保護が終了。
レコードと映像を同時に流すのでは、音飛び1つで動きと音にズレが生じかねません。
そこで、映像だけでなく音楽もフィルムに記録することで、映像と音を完璧に同期させることができたのです。
ミッキーのスクリーンデビュー作、『蒸気船ウィリー』は、縁の下の力持ちサウンドトラックのおかげで、それからのミッキーマウスの人気を不動のものとしたのです。
ディズニープラスでも配信されているので、視聴するには下記リンクから!
初代ミッキー声優の正体は?
サウンドトラック:
ミッキーの声が聞けるのも、サウンドトラックのおかげです。 実はこれ、ウォルト・ディズニー本人の声なのですが、ミッキーの声にぴったりですね。
初期のミッキーの声優を務めていたのは、ウォルト・ディズニー本人。
蒸気船ウィリーの口笛はもちろん、ミニー、ピートの声までもウォルト本人が担当しているんです。

本作でミニーの声は女性社員が担当しています。
ウォルトはミッキーの声優を務めていたのは1947年まで。
2代目ミッキーマウスの白羽の矢が立ったのは、ウォルト・ディズニー・プロダクションで音響効果を担当していたジム・マクドナルドが就任、1977年まで務めました。
カラーアニメーションとミッキー
サウンドトラック:
カラーアニメーションをさいしょに作ったのは、
ウォルト・ディズニー・スタジオのミッキーとその仲間たちでした。
ディズニー作品初のカラー映画は、『シリー・シンフォニー』シリーズの『花と木』。

この年完成したばかりの新技術『三色式テクニカラー』を導入しているのですが、白黒で完成していたものをわざわざ作り直し、予算をオーバーしてまでカラー映画に挑戦。
その結果、1932年のアカデミー賞・短編、カートゥーン部門で最優秀賞に輝き、大成功を収めたのです。
ディズニープラスでも配信されているので、視聴するには下記リンクから!
ところが、カラーのミッキーがスクリーンで御目見するには、1935年公開『ミッキーの大演奏会』まで待たねばなりませんでした。
ミッキーの大演奏会

ミート・ミッキーでのコスチュームとして見覚えのあるゲストも多いかもしれませんね。
ディズニープラスでも配信されているので、視聴するには下記リンクから!
ミッキーの芝居見物

『ミッキーの芝居見物』は、はじめてミッキーとドナルド・ダックが共演し、グーフィーがモブからメインキャラになった歴史的な作品です。
サウンドトラック:
どうです?ミッキーの上達ぶり。
2つの画面を比べると、ミッキーとドナルド・ダックが時代と共に変わってきているのがとってもよくおわかりになるでしょう?
1934年に公開されましたが、7年後の1941年に改めてカラー版でリメイクされており、キャラクターデザインの変化がわかりやすいですね。
ミッキーの夢物語

サウンドトラック:
いまやミッキーは本物のエンターテイナー。
歌もダンスも抜群のうまさ。
鏡の国のアリスが元になっているこの作品。
ちなみに、こちらも、ミート・ミッキーでのコスチュームのひとつとして知られていますね。
ディズニープラスでも配信されているので、視聴するには下記リンクから!
ミッキーの捕鯨船

アメリカの作家ハーマン・メルヴィルの小説『白鯨』に着想を得た作品。
登場するクジラは、ピノキオのヴィラン・モンストロのベースにもなっているんだとか。
ミッキーのお化け退治

サウンドトラック:
お化けたちが出てきても、決して慌てたりしませんよ。
ディズニープラスでも配信されているので、視聴するには下記リンクから!
ミッキーの猟は楽し

サウンドトラック:
大きなクジラや、おそろしいクマなど、
ミッキーの冒険譚の相手は実にさまざま。
ファン・アンド・ファンシー・フリー

サウンドトラック:
どんな役でもOK。
ある時は、怪物のような巨人とも戦いました。
1947年にオムニバス作品として公開された『ファン・アンド・ファンシー・フリー』の後半にあたる作品で、イギリスの童話『ジャックと豆の木』をミッキー・ドナルド・グーフィが演じています。
ちなみに、本作がウォルト・ディズニーがミッキーを演じた最後の作品だったりもします。
ディズニープラスでも配信されているので、視聴するには下記リンクから!
ミッキーの青春手帳

ファンタジア
サウンドトラック:
そしてミッキーは、彼の待ちに待ったはじめての長編映画で『魔法使いの弟子』を演じました。
クラシック音楽をアニメーションで表現した、全く新しい映像芸術。

ミッキー・マウスや、白雪姫で成功を収めていたウォルト・ディズニー。かねてからより芸術的な作品を作りたいと考えていました。
そんな折、フィラデルフィア管弦楽団を率いていたレオポルド・ストコフスキーと、ハリウッドのとあるレストランで偶然出会い、意気投合。

こうして8曲のクラシック音楽からなるファンタジアを制作することになったのです。
ディズニープラスでも配信されているので、視聴するには下記リンクから!
魔法に満ちたコンサート
ショーに登場するキャラクターは、オーディオアニマトロニクスという技術によるもの。
『ミッキー&フレンズ』より
・ミッキーマウス(マエストロ)
・ミニーマウス(バイオリン)
・グーフィー(アコースティック・ベース)
・プルート(シンバル)
・ドナルドダック(マラカス)
・デイジーダック(チェロ)
・ヒューイ・デューイ・ルーイ(トランペット)
・スクルージ・マクダック(ギター)
ミッキーマウスのオーディオアニマトロニクスがディズニーパークで初めて登場したのが、このミッキーマウス・レビュー。
『くまのプーさん』より
・くまのプーさん (カズー)
・ラビット(たて笛)
・ピグレット(ハーモニカ)
ディズニープラスでも配信されているので、視聴するには下記リンクから!
『ダンボ』より
・ダンボ、ティモシー(チューバ)
ディズニープラスでも配信されているので、視聴するには下記リンクから!
『不思議の国のアリス』より
・マッドハッター、ヤマネ、3月うさぎ(バスクラリネット)
・アリス
・歌う花たち
ディズニープラスでも配信されているので、視聴するには下記リンクから!
『シリー・シンフォニーシリーズ』より
○三匹の子ぶた
音楽に主眼を置き、ミュージカル形式で大きな成功を収めたシリー・シンフォニーシリーズの36作目。
ミッキーをもしのぐ人気を得て、1934年のアカデミー賞短編アニメ賞を受賞した作品でもあります。
・ファイファー・ピッグ(アコーディオン)
・フィドラー・ピッグ(バイオリン)
・プラクティカル・ピッグ(ピアノ)
・ビッグ・バッド・ウルフ
ディズニープラスでも配信されているので、視聴するには下記リンクから!
○田舎のねずみ
1936年公開のシリー・シンフォニーシリーズの63作目。
原作はイソップ物語のひとつ、『田舎のネズミと、町のネズミ』。
こちらは1936年のアカデミー賞短編アニメ賞を受賞しています。
このキャラクターたちがディズニーパークにはじめて登場したのがミッキーマウス・レビューでした。
・モンティ・シティーマウス(クラリネット)
・アブナー・カントリーマウス(サックス)
『シンデレラ』より
・シンデレラ
・フェアリー・ゴッドマッザー
・プリンス・チャーミング
・ガス、ジャック(トロンボーン)
ディズニープラスでも配信されているので、視聴するには下記リンクから!
『ジャングル・ブック』より
・バルー、カー(フルート)
・キング・ルイ(マリンバ)
ディズニープラスでも配信されているので、視聴するには下記リンクから!
『白雪姫』より
・白雪姫と森の動物たち
・7人の小人(たて笛、よこ笛、パイプオルガン、バンジョー、アコーディオン、ギター、バイオリン)
ディズニープラスでも配信されているので、視聴するには下記リンクから!
『三人の騎士』より
・ホセ・カリオカ(ギター)
・パンチート(ピストル)
ディズニープラスでも配信されているので、視聴するには下記リンクから!
『南部の唄』より
・ブレア・ラビット
・ブレア・フォックス
・ブレア・ベア

総勢81のディズニーキャラクターが登場していました。
実は、構想段階ではオーケストラに参加する予定だったキャラクターもいたんだとか。ちょっとご紹介してみましょう。
モーティ&フェルディー
ミッキーの姉、フェリシティ・フィールドマウスの双子の子供たち。ミッキーにも甥っ子がいたのです。
実はかなり古株のキャラクターで、初登場は毎週日曜に新聞連載されていたコミック。
そこから逆輸入される形で、1934年の"Mickey's Steamroller"『ミッキーの道路工事』でフィルムデビューを飾っています。
そこからしばらく登場機会に恵まれませんでしたが、2017年のアニメーション『ミッキーマウス!』で久しぶりに登場!

ついにドナルドダックの甥っこ、ヒューイ・ドゥーイ・ルーイと共演を果たしました。
ピノキオとゼペットじいさん
1940年公開『ピノキオ』に登場した、おもちゃ職人のゼペットと、命を授かったからくり人形ピノキオ。

作中でも、ゼペットじいさんの家にはからくり時計やオルゴールが飾られていました。
ミッキーマウス・レビューでもおもちゃを使って演奏予定だったのかも…?
ハンフリー
1950年のグーフィの短編作品で初登場した彼ですが、ドナルドのライバル(?)として知られています。
ブラウンストーン国立公園に仲間のクマたちと暮らすハンフリー。のんびりいつもご飯にありつけません。
国立公園を管理するJ・オーデュボン・ウッドローからはいつも注意されてばかり。

国立公園を訪れたドナルドから、食べ物を横取りしようとしてパニックを引き起こします。
ホーレス・ホースカラー
1929年公開『ミッキーの畑仕事』でスクリーンデビューしたミッキーの親友の1人。
1940年代以降は、スクリーンから出番を減らしていましたが、近年のテレビシリーズでは、再びメインキャラクターとして登場することが増えています。

クラシックなセットリスト
演奏されるディズニーソングは、ウォルトが制作に携わっていた1950年代までのディズニークラシック作品からの選りすぐりの名曲たち。
🎼序曲
さあ、いよいよコンサートの開演です!
指揮者はもちろんわれらの人気者、ミッキーマウス!
🎼ハイ・ホー
from『白雪姫』(1937)より
1937年公開のディズニー初の長編アニメーション『白雪姫』から、小人たちの歌う曲。

🎼口笛ふいて働こう
from『白雪姫』(1937)より
こちらも『白雪姫』より。白雪姫が、小人たちの家を森の動物たちと一緒に大そうじしながら歌っている曲です。

プリンセスが動物たちと掃除する姿は、後年のディズニー作品でもパロディされるほど定番となっています。

本作で大掃除の手伝いをするのは都会の生き物たちで…?
🎼星に願いを
from『ピノキオ』(1940)
1940年公開『ピノキオ』の主題歌として、登場人物のジミニー・クリケットによって歌われたこの曲。
脚本スタッフはこの曲を聞いた瞬間、映画名作になると確信したといいます。

オープニングに据えるとともに、ミュージカル作品にすることに決めたほどだとか。
『星に願いを』といえば、シンデレラ城を背景にした映画のオープニングでも有名ですよね。
1985年公開『コルドロン』から本曲が流れるようになり、『ラマになった王様』などで音楽を務めたジョン・デブニーが編曲を担当しました。
2006年公開『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』から、シンデレラ城はCGで描かれるように。そのタイミングで、編曲は『ターザン』などで知られるマーク・マンシーナにバトンタッチしています。
さらに、ウォルト・ディズニー・スタジオ創立100周年を記念して、2023年には『アナと雪の女王』や『アントマン』を担当したクリストフ・ベックが引き継いでいます。
ウォルト・ディズニー・スタジオ創立100周年を、ディズニーキャラクターたちが祝う短編作品、『ワンス・アポン・ア・スタジオ-100年の思い出-』でも、ラストに歌われている曲。
まさにディズニーを代表する曲といえるでしょう。
🎼ハイ・ディドゥル・ディー・ディー
from『ピノキオ』(1940)
正直ジョンが、ピノキオをストロンボリ親方のもとに連れて行く際に歌う曲。

ディズニー映画でヴィランが歌った初めての曲です。
🎼オオカミなんてこわくない
from『三匹の子ぶた』(1933)より

突然劇場が暗転して、スクリーンに忍び寄るビッグ・バッド・ウルフの姿が映し出されます。

原作では、ファイファー・ピッグはフルートを演奏していますが、このショーではアコーディオンを担当しています。
🎼アイム・ウィッシング
from『白雪姫』(1937)

🎼シリーソング
from『白雪姫』(1937)

🎼かがやく昼下がり
from『ふしぎの国のアリス』(1951)

🎼俺たちは三銃士
from『三人の騎士』(1945)
ドナルドダックと、ラテン・アメリカに住む古い友人・ブラジル出身のホセ・カリオカ、メキシコ出身のパンチートと三人の騎士を結成して歌う曲。

演奏する3人が乗っているフライング・サラぺは、原作でも登場しているもの。

なんと、パンチートが担当する楽器(?)は両手に持ったピストル。撃つとスクリーンに弾丸が映し出され、撃たれた先にドナルド、ホセが現れる演出がとられていました。
パークでも人気の高いこの三人の騎士ですが、意外にもイッツ・ア・スモールワールドに登場するまでは、このショーが唯一の登場アトラクションでした。
🎼ビビディ・バビディ・ブー
from『シンデレラ』(1950)
フェアリー・ゴッドマザーがシンデレラに魔法をかける際に歌う曲。

ミッキーマウス・レビューでも魔法でシンデレラの姿が変わる演出が。

🎼これが恋かしら
from『シンデレラ』(1950)
フェアリー・ゴッドマザーの魔法で美しい姿に変身したシンデレラは、舞踏会でプリンス・チャーミングと歌い愛を深めた曲。

ディズニープリンセスとプリンスが初めてデュエットしたこの曲。『いつか夢で』(眠れる森の美女)、『ホール・ニュー・ワールド』(アラジン)、『輝く未来』(塔の上のラプンツェル)へと、名曲に続いていくのです。
🎼ジッパ・ディー・ドゥー・ダー
from『南部の唄』(1946)
スプラッシュ・マウンテンの原作にもなっている『南部の唄』でリーマスおじさんの歌う曲。

原作映画『南部の唄』の内容が、人種差別的に問題があるとの指摘を受け、原作映画は封印され見ることができない本作。
また、ディズニーパークのエントランスミュージックから削除されるなど、不遇な作品になっています。
🎼ミッキーマウス・マーチ
もともとは、1955年から1959年にアメリカのテレビ局、ABCで放送されていた番組『ミッキーマウス・クラブ』のテーマソング。

ディズニー本社との友情
1962年のインタビューのなかで、ウォルト・ディズニーは、オーディオ・アニマトロニクスの技術を使って、すべてのディズニーキャラクターを登場させるアトラクションを作る構想を語っていました。

その意志は1966年にウォルトが亡くなっても3人のイマジニア、ジョン・ヘンチ、ビル・ジャスティス、ヴァテル・ロジャースによって引き継がれました。
1971年10月1日に、世界で2番目のディズニーパーク、マジック・キングダムの開園日に『ミッキーマウス・レビュー』がオープンしたのです。

1970年代、東京ディズニーランド開園のため奔走していたオリエンタルランド社長・髙橋政知は、マジック・キングダムへ視察に訪れます。
その際に、東京ディズニーランドにも導入したいと考えていたのがこのミッキーマウス・レビューでした。
👇オリエンタルランドについてはこちらから!
そこで、東京ディズニーランド誘致に尽力した髙橋政知への個人的親交としてそのままプレゼントされることになりました。
なぜ移設されたのか?
さて、なぜ同じものを東京に導入するのではなく、移設という形が取られたのでしょうか。
ディズニーパークのアトラクションは、イマジニアたちの職人技より作られるもの。

新たにミッキーマウス・レビューを作るよりも、移設するほうが費用が抑えられることもあり、そのまま移設されることになったのでした。
1980年9月14日にマジック・キングダムでのラストショーを終え、その3年後、東京ディズニーランドの開園と共にオープンすることになったのです。
ディズニー・マジック
ウォルト・ディズニーの手掛けた最後のアトラクション、『カリブの海賊』。ウォルトは、WEDエンタープライズのイマジニアにこう言いました。

一度に見られないほどのものを置きなさい。
そうすれば、ゲストは何度でもここに戻ってくるよ。
このウォルトの教えは、今でもディズニーテーマパークに息づいています。アトラクションに乗ってからはもちろん、乗るまでの待ち列にもたくさんのストーリーがあるのです。
さて、待ち時間も楽しくなるような、ディズニーがアトラクションに隠したストーリーの魔法をいくつかご紹介します。
悲劇と喜劇のミッキー
ミッキーマウス・レビューのショーエリアの緞帳にデザインされていたのは、2つの表情のミッキーのお面。

古代ギリシャの時代から、遠くの観客席からも役者の表情がわかるように仮面劇が演じられてきたことから、喜劇と悲劇の仮面が劇場のシンボルとなったのです。
それはやりすぎだよ、スティッチ。
2006年4月15日から7月13日、2007年4月10日から7月19日に東京ディズニーランドで行われたイベント『リロ&スティッチのフリフリ大騒動〜Find Stitch!〜』。

期間中はパーク内のあちこちで、スティッチが隠れていたり、いたずらをしていたり…
ミッキーマウス・レビューも例外ではありませんでした。

スティッチにペンキで落書きされてしまっています。
こんなところにマエストロミッキー
ウォルト・ディズニー・レコードは、ウォルト・ディズニー・プロダクションのレコード部門。

制作・製造・販売をウォルト・ディズニー・カンパニーで担うために1956年に創設され、サウンドトラックやディズニーソングのアレンジアルバムなどを今でも発売しています。

そのロゴマークには、マエストロに扮したミッキーが使われています。実は、ミッキーマウス・レビューの姿から着想を得て採用されたのだとか。
35年ぶりの帰郷
アメリカはカリフォルニアにある、ウォルト・ディズニー・ワールド。
そこには、世界中の国々を模したパーク・エプコットがあるのですが、メキシコ館には、三人の騎士をモチーフにしたアトラクション『三人の騎士のグラン・フィエスタ・ツアー』があります。

メキシコ・シティを巡りつつ、フィナーレで行われる三人の騎士のコンサートに参加するこのボートライド。
アトラクションのオープン当初、コンサートはスクリーンに映し出される演出だったのですが、2015年12月4日からドナルド、ホセ、パンチートのオーディオアニマトロニクスが導入されました。

このアニマトロニクス、コスチュームやカラーリングこそ変更されていますが、もともとミッキーマウス・レビューで使われていたものなんです。
いまだに現役で使われているとは驚きですね。
THE SHOW MUST GO ON
2009年5月25日、ミッキーマウス・レビューは惜しまれながらもクローズ。カリフォルニア9年、東京26年、のべ38年の歴史に幕を下ろしました。

その跡地に作られたのが、フィルハーマジックなのです。
白雪姫のグロット
シンデレラ城の西側にある白雪姫のグロット。
ウエスタンランドからシンデレラ城に向かうとき、白雪姫の歌声を聴いた方も多いのではないでしょうか。
Snow White and the Seven Dwarfs
白雪姫のグロットは、ディズニー作品『白雪姫』をモチーフにしたスポット。

この『白雪姫』は世界初のカラー長編アニメーション作品で、1937年に公開されました。製作期間は4年。製作費は148万$、現代の価値になおすと2726万$(日本円で約29億円)にもなります。
白雪姫の願いの井戸

白雪姫のグロットにある井戸。これは劇中で白雪姫と王子が出会った、お城の井戸をモチーフにしています。

井戸のそばで『私の願い"I'm Wishing"』を歌っていた白雪姫。その様子に一目惚れした王子は、『ワン・ソング"One Song"』を歌い返した、2人が初めて出会った場所なのです。
願いの叶う井戸
底にコインが沈んでいるのは噴水や泉でよく見かける光景ですね。願いごとのためにコインを投げ入れるのは、古代ローマのトレヴィの泉から続く風習だといえます。
ウォルトは、シンデレラ城の堀に沈んでいるコインに気がつき、シンデレラ城ではない場所にゲストがコインを投げられるスポットのアイデアを思い付きます。

それが、『白雪姫の願いの井戸』だったのです。
ディズニーでは、回収したコインは慈善団体に寄付しているのですが、井戸であれば集めるのも簡単です。
ウォルトのお気に入りのコレクションの1つだった、白雪姫と7人の小人の彫刻を使うことになったのですが、問題がありました。
イタリアの彫刻家、レオニダ・パルマに頼んで製作していた、このカララ大理石で出来た石像ですが、なんと白雪姫と小人たちが同じ大きさで作られていたのです。

というのも、レオニダ・パルマは原作映画を見たことがなく、市販のキャラクターの形をした石けんを元に作っており、サイズ感がいまいちわかっていなかったそう。
ディズニーのクリエイター集団、WEDエンタープライズのジョン・ヘンチは『遠近法』を使うことに。 高いところに白雪姫を、低いところに小人たちを設置して同じサイズであることがわからないようにしたのです。
またジョンは、北フランスの小さな町、ブリーで目にした泉を基に白雪姫のグロットをデザインしたのだとか。

ちなみに、オープン当初から設置していた結果、大理石が劣化してしまったので現在はファイバー製の像が置かれているそうですよ。
期間限定で…
白雪姫のグロットは、イベントによってちょっと変わった姿になっていたことがあります。
スティッチのフリフリ大騒動!
2006年4月15日から7月13日、2007年4月10日から7月19日に行われたイベントでは、スティッチがまぎれこんで8人の小人になっていました。

イースター
キリストの復活を祝う『イースター』では、小人たちがたまごになってしまったようで、、、?


